プラス思考のフリをする人

集合形式だけでは研修の成果を上げにくいので、個別にオンラインコーチングを
始めるようになったのですが、一人ずつオンラインで面談をしていると、
意外に「私、実はマイナス思考なんです」とカミングアウトしてくる人がいます。

会社・業界に対してグループで提言を行うプログラムを長年指導していますが、
メンタル面でマイナス思考のまま提言を行おうとしてもうまく行かないので、
プラス思考の必要性やセルフトレーニングを指導しています。

研修やワークショップの間だけプラス思考のフリをしても、結局元の木阿弥で、終わると
戻ってしまうので、ふだんからプラス思考でやってもらえるようにするために、
セルフトレーニングをやってもらっていて、
面談時に、その取り組みの状況を尋ねるのですが、
そうすると、カミングアウトしてくる人がいます。

タイプは、以下の4パターンで、いろいろです。
タイプⅠの人は、簡単に見破れます。
診断結果と言動が不一致だからです。

タイプⅡの人は、本人がフリをしていない時に、マイナス思考が垣間見られて、
観察していると分かります。

タイプⅢの人なんかは、研修時には、プラス思考キャラでやっていますから、
本人からカミングアウトしてこないと、マイナス思考とは分かりません。

タイプⅣの人は、思考転換を果たしているので、殆どわからないですが、
顔つきを見ると、マイナス思考の痕跡が残っていることがあり、
「あれっ?振る舞っているキャラと顔つきがアンバランスだな」
と感じさせられることがあります。

今回、20名ほど面談して、カミングアウトしてきた人が4人いたので、
ひょっとすると2割ぐらいの人は、「フリをしている」ということになるかもしれません。

Follow me!